2009/11/22
第34回
よこすかシーサイドマラソン ハーフ部門に初参加
時間的に余裕を持って会場入りした。
初めての場所でもあるし、駅から徒歩15分程度ということだったから、時間ぎりぎりで行って道に迷ったりするとパニくることになるだろう。なにせ下見をしてないから直前でバタバタしたくない。そういった意味もあって、かなり早めに家を出、十分に移動の時間を取っておいた。
オレの場合、(特に移動時間における)ちょい過剰なほどの心配は杞憂に終わることが多い。今日も初めて訪れる場所ではあったが、乗り継ぎもすこぶる順調で、道にも迷うことなく現地にたどり着いたが、だからといって、やっぱぎりぎりの行動というのはどうも苦手だ。早めに着いて時間をもてあますぐらいが精神衛生上はよろしい。
受付を済ませ、指定の更衣室でのんびり着替え、先ほど渡されたパンフレットで、スタート地点やコースを最終確認する。ハーフには一部ループ地点があるらしい。集団の中で走ればコースミスすることはないはずだが、ループがあることを知らないと戸惑ってしまうだろう。
そして手荷物を預けて、ウォーミングアップ場所に指定されているグラウンドで軽いjog。
受付会場になっている三笠公園の隣にある横須賀学院内のチャペルや体育館等の施設が更衣室や手荷物預かり所などに利用されているせいで、施設は十分に広く、快適。参加ランナーにはありがたいことだ。
気温は低いが防寒を意識したウエアを着ているせいで、それほど寒さは感じない。余裕を持ってスタート場所に移動し、わりとリラックスした気分でスタートを待った。
そしてスタート。過去参加した大会は、たいがいスタート直後から意識せずともオーバーペースになってしまい、しょっぱなからしんどい思いをすることが多かった。今回はとにかくのんびりjog気分で出発することにしよう。
走り出してからほどなくして、雨粒が顔に掛かり出す。最初は強風に海水が混じっているのかと思った。なにしろマラソンコースはまさにシーサイド。晴れていれば気持ちがいいだろう。
正直、雨はさほど気にならない。火照りだした身体をクールダウンしてくれる感じで心地いいぐらいだ。それに小雨で、終盤ではいつしかその雨も止んでいた。しかし、終始吹き付けてくる強風には閉口した。
その風は後半になってますます強くなる。いや実際、風が強くなったというよりは単純に自分の体力が落ちて、ちょっとした風もしんどく感じていたのかもしれないが、とにかく強く冷たい海風が容赦なく襲いかかってきて、残り少ない体力とエネルギー(熱)を奪い取っていく感じだった。
基本的にはフラットで走りやすいコースなのだろう。しかしそれは天候にもよると思う。気持ちよく晴れ、シーサイドの眺めもよければ、気分よく走れそうだ。しかし今日のように気温も低く、雨風が吹き付けてくれば、特に後半、観音崎付近のちょっとしたアップダウンがけっこうこたえる。それでも15km付近まではなんとかまあまあのペースで頑張れたが、残り6kmちょっとはもうよれよれ。とにかく走り続けることだけを意識して足を前に出していた。
ちなみに給水ポイントは豊富。今日のように気温が低いと、毎回水を取らなくてもよかったかもしれないが、とにかく毎回、ちょっとでも水を口に含む。これは水分補給という意味だけではなく、心拍数を抑え、心身共にリセットするという意味もある。
ゴミ箱も沿道に豊富にあったので、飲み終わった紙コップも捨てやすかった。ただし一度、ゴミ箱に放り込んだはずの紙コップがぽろりと縁からこぼれて、いかん、と拾おうとしたら、紙コップが強風に飛ばされて道をコロコロ。手を伸ばしても、オレを小馬鹿にしたようにするりと逃げてコロコロ。しばしその紙コップと追いかけっこをした(苦笑)。これが実は最後の給水ポイントだったんだよな。正直、足もおぼつかないような状態で紙コップを追いかけてるオレはなんなんだろうとふと思ったものだ。
しかし、この紙コップを拾うのはオレの責任。この転がったひとつの紙コップが、他の紙コップを呼び、徐々に散乱していくかもしれない。ゴミとはそういうものだ。ゴミがゴミを呼ぶ。ゴミがなければ誰も捨てない。今のところ、このコースはほとんど紙コップが道に散乱しておらず、参加ランナーも皆、ゴミ箱に捨てている。それは大会運営関係者の努力と参加ランナーの意識の高さだろう。それを今後も保ちたいものだ。オレ自身、こんなふうに意識して紙コップのことを考えられるようになってよかった(謎笑)。
閑話休題(え?)。
結局、終盤は完璧に失速した。前半、のんびりペースで体力を温存していたはずが、折り返し地点以降、すっかり体力を使い果たしていた。どうせ失速するなら、前半、もっと飛ばしてもよかった(そういう問題か?)。
情けないな。練習不足だとか体調不良だとかは言い訳にすぎない。まったく不甲斐ない。前に出ない足に歯がゆい思いをしながら、残り3km、残り2km、亀のように進み続けた。せめて歩くことだけはせずに、気持ちだけは走り続ける。
そしてやっとの思いでフィニッシュ。2時間ぎりぎり。こんなんじゃ、当分、横浜マラソンのハーフには参加できそうもないな。もうちょっと力をつけるまで、しばらく10kmに挑み続けるしかないか。
そう。29日は横浜マラソンだ。今日のフィニッシュが、新たなスタートだ。